就労支援ディレクター 上谷洋子
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働くことの意味をしっかりと
感じられる環境。 

就労支援ディレクター 上谷洋子
花屋やアパレル業界などで働いた後、13年前にこの法人に入り福祉の世界へ。
生活支援や介護業務を経て、菓子工房ぷぷるの販売促進担当として、
如水庵とのコラボ商品「はかたサブレはつこい」を開発。
自社商品の販路拡大のため企業などをまわり、
商品をPRする子育て真っ最中の働くママリーダー。
就労支援ディレクター 上谷洋子
花屋やアパレル業界などで働いた後、13年前にこの法人に入り福祉の世界へ。
生活支援や介護業務を経て、菓子工房ぷぷるの販売促進担当として、
如水庵とのコラボ商品「はかたサブレはつこい」を開発。
自社商品の販路拡大のため企業などをまわり、
商品をPRする子育て真っ最中の働くママリーダー。

異業種から転職し、福祉分野へ。
お菓子の営業を通じて企業とのコラボを実現。
出産し、産休を経て仕事復帰へ。
様々な経験が職員としての人生を深めています。

就労支援ディレクター 上谷洋子 就労支援ディレクター 上谷洋子

手探りでも気持ちの持ち方で
環境はつくれる。 

前職はまったく畑違いで、営業はしたことがありませんでした。以前から興味を持っていた福祉の世界に入って13年。菓子工房ぷぷるの商品の販売促進として、お菓子のカタログを持って既存の取引先まわりや新規開拓をしています。最初は営業の仕方など何も分からなかったので、とにかく手探りでしたが実践あるのみ。新規開拓は多い時は1日20件。飛び込みで商品カタログを配ってまわったり、取引先では商品に興味を持ってもらえるようにいろいろと模索しながらアピールしたり。毎日一生懸命でこれまであっという間でしたね。今では大手企業から個人の方まで、幅広くご購入いただいています。

人と人がつながる瞬間に
何よりの喜びとやりがいを感じます。

13年間この法人で働いてきたので、お菓子をつくっている障がいのあるスタッフとも長い付き合いになりました。だからつくったものには愛着があり、売れるととても嬉しいですね。その気持ちはずっと変わらないし、もっとファンが増えたらいいなと思います。お菓子を納品に行く際にスタッフも同行することがあるのですが、企業の担当者と楽しそうに話している姿を見ると「これだな!」と。その瞬間に大きな喜びが湧き上がってくるのです。スタッフの社会参加につながるきっかけや力になること。自分の仕事が人と人をつなぐ役割を持つことに、何よりもやりがいを感じています。

就労支援ディレクター 上谷洋子 就労支援ディレクター 上谷洋子

如水庵さんとの出会いから生まれたコラボ商品、
「はかたサブレはつこい」

さまざまな企業とのお付き合いの中で、私にとっても大きな存在と出あうことができました。福岡の老舗菓子店、如水庵です。いろいろと話をさせていただくうちに、コラボ企画として「はかたサブレはつこい」という商品が誕生しました。「はじめて つながる こころのこもった いやしのスイーツ」から、それぞれの頭文字をとって「はつこい」なんですよ。ギフト用のお菓子として販売していますので、見かけたらぜひ手に取っていただきたいですね。こういった第一線で活躍されている企業とつながることで、私も含めスタッフも支援員も良い刺激を受け、お菓子づくりや販売に力が入り励みにもなります。

出産し、仕事復帰しても、今までと同じ
立ち位置で働ける環境が整っているので、
安心して育児休暇をとることができます。

就労支援ディレクター 上谷洋子 就労支援ディレクター 上谷洋子

子育てと仕事の両立を実現できる。

出産して取らせていただいた1年間の育児休暇。外に出る機会が減ると社会とのつながりもなくなりそうで不安を感じる時もありましたが、周りのあたたかいサポートのおかげでゆっくりとした時間が持てました。職場復帰後は「就労支援ディレクター」というポジションになり、後任のリーダーにアドバイスしたり、営業に行ったりと以前と変わらないモチベーションで働くことができているのが嬉しいですね。また、こどもの送迎などのために、時間が調整できるような仕事環境をつくってもらっているので本当に助かっています。4歳のやんちゃな男の子の育児で慌ただしい毎日。忙しくて1日の記憶がない時もありますが、この状況は私に合っていると思います。時間に追われていても仕事でのやりがいがあるから乗り切れるし、自分の持ち味を生かして今の生活スタイルに合わせた働き方ができることに感謝する日々です。

気持ちの面でバランスをどう調整していくか。

子育てと仕事が両立できる環境はつくってもらっていますが、自分の中で葛藤が生まれる時もあります。正直、もっと家事に専念した方がいいのでは?と思うこともしばしば。働くお母さんは特にそういう悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。気持ちに波があり、バランスをとることが難しい場合も出てきます。でも、もしそうだとしても、働く姿がこどもに良い影響を与えることもできるのではないかと考えるようになりました。周りの同じ子育て世代の人たちに相談しながら、自分がなりたい女性像をしっかり持って悩みや迷いをクリア。ママだからがんばらなきゃ!という責任感からくる心の重荷を降ろして考えるようにしています。焦っても無理しても結局全部はできません。だから、自分に合った考え方で環境をつくっていくことが大切なのです。

女性にとって働くこととは?
自分なりの視点で答えを見つけていきたい。

就労支援ディレクター 上谷洋子
就労支援ディレクター 上谷洋子

ここでは、女性だけの社内研修をしています。
働く母として見えてくる経験も後輩に伝えていきたい。

如水庵とコラボする中で、内部研修として社長のご夫人と一度、対談させていただきました。そこで改めて感じたのは、この法人で働きはじめて、働くことについて真剣に考え、働くこととしっかり向き合うようになったということ。今現場にいる若い支援員もこれから結婚し、出産を経験する人もいると思います。私のように子育てしながら社会復帰をする女性もいるし、今後ますますそういう環境が必要な時代になっていくでしょうね。私自身もそんな後輩たちの良い見本になれるようにがんばりたいです。母親になっても仕事と両立できるこの場所で、ひとつのカタチをつくっていくことが今の働くモチベーションにもつながっています。

こどもと思いきり遊んでリフレッシュ。

普段の息抜きはこどもと思いきり遊ぶこと。仕事をしていて良かったのは時短が上手くなったことですね。いろいろな作業面を効率化して生まれる時間が心にもゆとりを与えてくれます。仕事と子育てをしながら常に考えて動くという姿勢を自然と体が覚えていきました。スタッフに対する接し方とこどもに対する接し方の共通点もあり、ここの仕事での経験が家族との関係にも生かされています。

同じ仕事の悩みでも、ここでは次に進むための建設的な悩み。
働く意味としっかりと向き合うことができます。

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